流血のサヴォタージュ。(続編)

from "mixi"

目が覚めたのは14:30過ぎ。
着信履歴にはYさんから2度。

明日こそは出社できるのか、やはり睡眠導入剤は必要か。
アルコールはもう控えて、ハーブティーにするか。


(つづき)

この「流血のサヴォタージュ」は3月7日(月)から8日(火)のことで、週末の今日(土曜日)になって書くのもナンなんですが。
まあ書きかけであまりきもちのよいものでもないのでーーだいいち、書いたぼく本人がイヤだしーー、さらっと簡単に書いておきます。

前夜バイトのYさんにモーニング・コールをお願いしたわけだけれど、そのためには電話番号を知る必要があるわけで、我ながらいとも簡単に教えてしまった。まあ国会で取り上げられる何年も前から「個人情報」の「保護」をガッチリ固めてきたぼくだけれども、女の子から訊かれるとたまに容易く教えてしまったりもする(苦笑)。もちろん時と場合によるが。
余談だがYさんは、たしかぼくよりひとつかふたつ歳下で、娘ひとりを引き取って育てている。条件としてはピッタリと云えなくもないが(何が?)。
しかし冒頭で書いた通りまったく目が覚めずーーしこたまアタマ打って、血を流して明け方寝たのだから当然といえば当然だがーー、バツわるそうな声で会社にtel。運悪くもっとも口うるさい天敵が出たが、上司に代わってもらい「やっぱり体調が良くないので」とかナントカいって休ませてもらうことにする。なにしろ額には傷ーー幸い、前髪で隠れているがーー、目のまわりも薄い青痣になっている(これは覚えがない)。他にも血の固まりが点々としていたが、これは顔を洗ったら消えた。
ただーーこれは翌日出社してわかったことだがーー申し訳なかったのは、そのときのtelで上司は、思ったより忙しくはないので無理せず休んで構わないと云っていたのだが、おそらくその後(察するに夕方以降)大量に仕事が増えたのだろう。結局彼は26時まで残業したという。いくら残業しても手当が付かない(そのぶん役職手当があるらしい)のに気の毒なことだ。
つぎの水曜日は働く気満々で早めに出社したのだが、まさか前日(前夜)そんなことになっていたとは知る由もなかった。