4日ぶりに出社。>15年まえのことがデジャヴ。

先週、金土と欠勤し--世間ではそれを出社拒否と呼ぶ(爆)--、4日ぶりに会社に行った。


自分が「病んでる」とは認めたくないけれど、このテのタイプ(引き篭もっちゃうひとたち)にありがちな傾向として、いったん踏み切ってしまえば連続的に続く限りなんとか持続できるのだけれど、それが途切れてしまうと再び「外に出る」ことが相当に困難だったりする。おそらく健全で健康なひとには、まったく理解できないことだろうけれども。
だから、たとえば、いまぼくはほぼ隔週土曜日が休みなんだけれども、休みの週つまり土日が連休だった翌月曜日はどうにも休みがちで、かえって土曜日出勤して日曜日だけ休んだ方が翌週に響かなかったりする。
おそらく一般的には週休二日で休んだ方がリフレッシュできるんじゃないのと思われるだろうけれども、その休みのあいだは部屋に引き篭もって一歩も外に出ずに過ごしたりしていると、たとえ早起きして着替えて準備万端整えても、玄関まで行って靴が履けなかったりするのである。極端に大袈裟なたとえで云うのならば。
まさに今日がそうで、たしか"mixi"の日記に書いたかと思うけれど、1時間遅刻させてくれ、午後から出社させてくれとズルズル踏み切るタイミングを先延ばしにしてしまうのである。

で、かろうじて午後イチで出社。するとデスクのうえには封筒の山。これが書類の山だったりするとバリバリ働くサラリーマンが、数日休んだばっかりに仕事が溜まってしまったということになるのだけれど、チンピラぐうたらアルバイトのぼくに、そんなことはないわけで、その封筒の山とはオークションで落札した品々だったりする(苦笑)。<それらの商品については別項で
まったく聖なる職場でなにやってんだよという感じだが、なにせ昼間は自宅を留守にすることが多く、宅配便ならまだしも定形外郵便など補償の効かない物だと集合ポストに投げ込まれるのは心配だったりするわけだ。(いまのところ被害にあったことはないが)
ようやく収まってきたが、つい先日まで取り憑かれたように落札しまくっていて、とにかくめぼしい物に次から次へと入札したものだから、同じ商品をダブらせてしまうという呆れた事態が続いていた。まあレア物や複数持ってて、他人にプレゼントしても良いと思う物だから自分では構わないのだけれど。まあ、このあと書くその落札商品を見てもらえば、そして数日前の日記と比べてもらえば明らかにダブっていることがわかると思うけれど。

そんなオークション落札物の話はさておき、表題にした「15年まえとのデジャヴ」について。

高校3年のとき、きっかけはもう忘れてしまったけれどぼくは学校に行けなくなってしまった。いまで云う「不登校」というヤツである。おいおい、それっていまの出社拒否と同じじゃない(苦笑)。15年経ってオトナになっても相変わらず変わらない、成長してないってことじゃない(失笑)。いやあ、これもある意味でデジャヴ?

いや、書きたかったことはそのことではなくて。
ようやく1週間ぶりくらいに学校に行った。でもまわりは誰もなにも気付かずに、あたりまえのように学校生活を送っていた。かろうじて、数すくない親しかったともだちが「どうしてたの?」と声を掛けてくれたくらいだった。
席について机の中を見ると、夥しい数の印刷物がが出てきた。連絡事項や授業で使ったプリントなど。それを手にして、なにかがぼくのなかで変わった。弾け飛んだというか、吹っ切れたというか、解決の糸口となった。
それは、自分がこの教室に居なくても、時は流れ毎日が同じように繰り返されていくということだ。そこにぼくが居なくても、お知らせの連絡文書は配布され、授業は時間割り通りに進み課題のプリントが配られる。
いま思い付いたことだけど、『エヴァ』でシンジとトウジが綾波のアパートにプリントを持っていったように、誰かがぼくに届けるなり「プリントが溜まってるよ」と連絡してくれていたら、また違っていたかも知れない。そんな甘ったれたこと云ってるから、いつまで経っても「駄目な僕」は成長しないのだけれど。

思い出話(?)が長くなってしまったけれど、今日会社に行ってデスクに積まれた郵便物を見てぼくは、そんな15年まえのことを思い出した。職場ではなにも変わらない。たぶん、みんな非難囂々なんだろうけれど、オトナだから口には出さない。ただ自分だけが肩身の狭い思いで、こそこそと、そして淡々と作業をこなしている。
今日ぼくがどんな作業をしていたのかも書きたかったところだけれど、長くなってきたので、またの機会に譲ることにする。
それから、そのオークションで落とした品々についても、後日書くことにする。
何せ、まだまだ明日以降しばらくは落札商品が届くはずだから(爆)。