ようやく図書館に行けた。

会社を休んでいると、この弊害が（笑）。図書館のCDを置きっ放しだったのよ。

職場で、NHK「みんなのうた」の「コンピュータおばあちゃん」で盛り上がったので借りようと思ってインターネットで検索してビックリ。なんと21枚もあった！
そのなかで、わりと新しめで2枚組のCDをチェックして行ったら、貸し出し中！
たしかに検索したのは昨夜だけど、一日で借りられてしまうなんて！
他にも何枚もあったのだが収録曲がイマイチ。できれば「一週間」（日曜日は市場に出掛け♪ってあれね）も聴きたかった。それで図書館にある端末で検索したらビックリ！
なんと中川敬の文字が！！
きちんと見なかったが、たしかソウルフラワー・ユニオン名義だったような。小西さんとかつんくの曲が収録されているのはネットで調べてあったが、な、中川が、ソウルフラワーが「みんなのうた」！？
裏では何をしているかわからないNHK（爆）、表ではすごいことになっているぞ。

それで、アテもなく借りたCD順不同で5枚。
『カフェ・アプレミディ・サフラン』

カフェ・アプレミディ・サフラン

元サヴァーヴィア・マニアなぼくも『フリー・ソウル』シリーズあたりから、さすがに買わなくなってしまった。金銭的なものもあるけれど、やっぱり再発／発掘の方がありがたかったし。でもダータで借りられるのならばね（笑）。
で、これはトロヴァヨーリだ、モリコーネだ、ピッチオーニだとサヴァーヴィア風に云えば「イタリアーノ・チネ・ジャズ」な選曲。それにアストラッド・ジルベルト、ジョビン、ワンダレーといったブラジリアン風味。さらには沢田駿吾＋ハマクラさん＋伊集さんという、まさにサヴァーヴィアな選曲。
それこそ、ほとんどがサヴァーヴィア監修で再発されたりして持っている音源だけど、こういうのはうれしい。他にも、このシリーズが数枚あったけれど枚数の関係もあって、これをセレクト。いま聴き始めたけれど、やっぱりハズレなし。

ライ・クーダー＆キューバン・ミュージシャンズ『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
リリースされた当時、たしかTOWER RECORDSで見掛けたのだけれど、ちょうど『bounce』よりも『musee』の方向に傾いていた頃で、かなり触手をそそられたけれど、なぜか買わず終いだった1枚をようやく。たぶん、あのころはもっとマイナーなものとかどこか勘違いしたレコードの買い方をしていたんだと思う。

『The 80s』

ザ・エイティーズ

いきなりa-ha「テイク・オン・ミー」で始まる文字通り80年代コンピ2枚組。かつて80年代選曲でDJをしていた時期もあるので、この辺は結構アナログで持っていたりする。カルチャー・クラブにカジャ・グーグーでしょ。デュラン・デュランにティアーズ・フォー・フィアーズ。ファルコの「ロック・ミー・アマデウスもよく使った。うれしいのはマッドネス「シティ・イン・シティ」。ホンダ・シティのCMで流れていたから、いまの若い娘たちも聴いたことあるだろうし、逆にぼくたちの世代としてはトゥー・トーン＝スカのマッドネスがブレイクした印象が強い。
そしてストロベリー・スウィッチブレイド「ふたりのイエスタデイ」が収録されていること。個人的には、かつてプロデュースしていた女子高生バンドが原曲のまま"Since Yesterday"をカヴァーしていた思い出がある。まだデビューまえのMariMari rhythmkiller machinegunが雑誌『米国音楽』の附録CDでカヴァーしたり、最近ではTommy february6のソロ・デビュー・シングルにもカップリングされていた。
これは”じうやう”だった。卵が先か鶏が先かじゃないけれど、トミーに首ったけになったのは、あのファッションか、紅いメガネか、それともこの曲か。まあ、とにかく彼女のカヴァーする選曲はセンスが良いのはたしか。
ちなみに、じつは吉川ひなのもカヴァーしてるって知ってた？　あいにくジャケ写がアマゾンにないので貼れないのだけれど、あの舌足らずな歌い方が非常にマッチしていてかなりグッド。一聴をお薦めします。
話が逸れてしまったけれど、他にもDISC1はヒューマン・リーグ-ユーリズミックス-スパンダー・バレエで終わるし、DISC2にはシーラ・Ｅ．やチャカ・カーンなどの女性陣が大活躍。
でも中学の同級生でもある上司に、このCDを見せたら「惜しいなあ」と嘆いていた。何が惜しいって、Ｇ・Ｉオレンジ「サイキック・マジック」が入ってなかったこと。なるほど。さすが、目の付け所が違うね。

駆け足で残り2枚。といっても同じシリーズの2枚組CD。
"All You Need Is Covers The Songs of The Beatles"
"HELP! The Songs of The Beatles"

Help: Songs of the Beatles V.2

要はビートルズのカヴァー集なんだけれど、結構レア音源が詰まっててすごい。
どうすごいのかは、これから聴くので（笑）。