明日はどっちだ!

この「はてなダイアリー」の"A.B.C.Diary Entertainment"に最後に日記を書いたのが、ちょうど1週間まえの4月7日。書きたいことは山ほどあったけれど、すべて止めてぼくは部屋を出た。ちらりと"mixi"にだけ予告して。


詳しくは改めて書くと思うけれど、先週の土・日と部屋を出た。
「部屋を出た」といっても引っ越したとか(笑)、家出した(爆)ではなく、外に出たということなのだけれど(苦笑)、これって普段引き籠もりがちなぼくにとっては結構おおきいことなわけで。
インターネットの繋がらない環境、おクスリが手に届かない場所に自分を置くための外出でした。

認めたくはないけれど「ネット依存」気味な方は、きっと多くいらっしゃるでしょう。他にも「ゲーム」であったり、「ケータイ」であったり。さほど問題視されたり、ましてや他人から軽蔑されるようなことはないとは思うのだけれど、何かぜんぜん関係ないところで事件などが起きると「ネット依存」なんて色眼鏡で見られるし、そのうえ「薬物依存」*1なんてねえ。

いつもは、たとえネットが使えなくても、この重い(!)i-Bookを背負って行った。ときに起動させて何かしらを書いたこともあった。だが、それが陽の目を見たことは皆無だ。そもそも書かれたもの(文章)はほんの数行、日記の見出しにすらならないレベルだった。さすがにぼくも多少なりとも学習をして、今回はノートブックは持っていかないことにした。
それから、ときどきディパックに詰め込んでほとんど用を為さないディスクマン&大量のCDも。同様に文庫本も単行本も、最小限に。
こういうときmp3プレイヤーが役に立つのだけれど、オークションで安くジャンクを買ったせいか音が右からしか出なかったり、なにより不便なのはコンピュータと接続するitunesから移動させるためのミニUSBケーブルが行方不明なことだ。会社に行けば売るほど未開封のパーツ類が散在しているのだが、これまで散々帳簿の偽装などを行ってきたせいか、いまの職場ではCD-R1枚私用に使うのさえ後ろめたさがある。仮に「あとで返す」としても、なんだかあまり良い気分はしない。
それはともかくとして、外出時にCDを持ち歩くことをしなくなった。MDはCDからコピーするなり編集する手間があるので、かわいそうなことにほとんど活躍の場がない。
これまた別の機会に書くし、これまでも何度か書いてきたことだけれどぼくは音楽がなくても苦せず生きられる人間だ。それは22、3歳の春、何もない部屋で数週間過ごしてはじめて気が付いたことだ。
代わりに、活字がないとダメで、その何も「無かった」部屋は、数週間で本や雑誌で埋め尽くされた。

思い出話や余談ばかりで長くなってしまったので、いったん切るが、たかだか一日二日自宅を留守にしただけでどうしてこんなにも饒舌になってしまうのか、まったく自分でもわからない限りだ。

(つづく)

*1:決してイリーガル・ドラッグではありません