20060425じっさいには「売り」ですな。

abcd2005blog2006-04-25



大掃除がひと段落した。*1
これまでの有様から比べれば雲泥の差なのだが、ついつい目に付くところはさらに片付けてしまいたくなる。



トートバッグが出てきた。昨年会社を辞めたときに私物を持ち帰ってきたときのものだ。そんなバックや紙袋がいくつかあった。
ミスドの景品でもらった袋には、いわゆるDTP関連の書籍や雑誌が多数入っていた。それこそ資料としてじゅうぶん使える情報が満載だが、今後ふたたびデザイン業界に籍を置くことはなさそうな気がした。だいたいこれを書いているiBookOSX)にも、ダイニングにあるiBookOS9)にもIllustratorPhotoshopもインストールされていない。別室のG3にかろうじて旧ヴァージョンが入っているが、起動すらしていない。
そもそもこのiBookには画像処理のフリーウェアすら入れてないように思う。
閑話休題
それこそデザイナー志願の美大生にでもあげてもいいかと思ったが、そんな女子など思い当たらなかった。
資源ゴミとして捨てるには、紐で十字に縛らなくてはならないのだが、この数週間階段を何往復したことか。そしてまた現れたマニュアル本はどれも厚いし、雑誌類も紙質が良かったりして重みがある。
バッグを持ち上げ、げんなりしているとふと妙案が浮かんだ。
ブックオフに持ち込もう。それなら荷造りもせず、このまま抱えていけばいい。もちろん目利きの古本屋で査定してもらうのも良いが、とにかくもう処分してしまいたいのだ。幸いにして我が家からすぐ近くに店舗もある。
早速トートバッグを肩に掛け、ブックオフの買い取りカウンターに向かう。
中古盤屋で何百枚のレコードやCDを買ったことか。古本なら4桁に及ぶかも知れない。学生時代は中古を扱うレコード店でアルバイトをしていたこともあった。
だが一度たりとも「売る」側にまわったことはなかった。
生まれてはじめての体験である。
長くなってきたので詳細は省くが手続きは簡単だった。店内で待つこと数分。マイクで名前を呼び出され、ふたたびカウンターへ。かつて中古盤店できめ細かに客に説明した査定表などはない。用紙らしきものはあったが、とくに見せられはしなかった。おそらく10円×5冊といった程度しか書かれていないのだろう。あれでどうやって売価を付けるのだろうかとも思ったのだが、まあそれはともかく。
詳しい冊数は忘れたが定価2000円くらいのマニュアル5,6冊と、1000円程度の雑誌が20冊弱くらいだったか。締めて600円ほどだった。

*1:未だ説明を怠っているが、今回の大掃除にはリミットがあった