いつもの1分診療ではなく。

朝イチバンでじゅうぶん出掛けられたのに、ようやく11時過ぎに病院に。
もうとにかく調子がわるく、案の定ソファに座るも足は震える(気がする)し、肩肘に力がこもっている。
おおきく深呼吸をしたりして、なんとか落ち着こうとする。こういう日に限って待合室は混み合っている。
顔馴染みの看護師さんが来て、主治医が病棟に呼ばれたので申し訳ないが他の先生に診てもらってくれという。


投薬の関係で2週に1回通院しなければならないのだが、前回GW直前に行って以来、ほとんど外出もままならなくなり来ることができなかった。本来ならばクスリが切れてしまうのだが、備蓄しているせいもあってその点はなんとかなった。
いつもの主治医はとにかく毎回訊くべきことを訊いてクスリを出してくれるので、3分診療どころか1分すらかからないくらいに手軽なので助かっている。
これまでも何度か経験があるが、他の先生になるとやはりそれなりのことは訊いてくる。云うまでもなくそれがあるべき姿なのだが。
なにより困るのがクスリの件で、ご存じの方も多いかと思うがぼくが処方されているリタリンに医師は過剰な反応を示す。詳しいことは書かないが、悪用されることも多くーー考えようによってはぼくもそうなのかも知れないがーー、おそらくほとんどの医師は処方したがらないのではないだろうか。
じっさい精神病や薬物などの掲示板には「リタリンを処方してくれる病院を紹介してくれ」といった書き込みは多いし、なかには怪しげな売買を行っているサイトもあるようだ。*1
個人的に付き合いのあった先生に診てもらったときなど、とにかくリタリン断ちをさせようと熱心に説得された。当然のことながら、それはぼくのことを心配してくれていたからこそに他ならないのだが。
話は戻るが、医師がひとりすくないということはそれだけ回転がわるく待たされることになる。しかも今年来たばかりの女性の医師らしい。院長を筆頭にほとんどの先生に診てもらってきたが、初対面となると対処法に戸惑う。そんなこと考えずに、ありのままにさらけ出さなければ治るものも治らないと思われるかも知れないが、病院に来てまでそうだから病んでしまって長い通院生活が続いているわけである。
果たして名前を呼ばれ診察室に入ったぼくは、いつにも増して調子がわるかったのでおそらく挙動不審気味であったことは否めないが、事前に不安視していたほどの困難はなかった。
それは、いつも主治医に訊かれていることとさほど変わらなかったことがおおきいのだが、もしかするとその先生だったからという理由もあるかも知れない。


わりとキレイで感じの良い女性だったから?
そうだとしたら病んでいるとかそういうレベルの問題がすこし違ってくるのではないだろうか。

*1:当然ながら違法行為だ