mixiレビュー『capsule rmx』


当初は「リミクス・ベスト」と告知されていたcapsuleの9枚目(!)のアルバムは、”ベスト”が取れて『capsule rmx』としてリリース。
シングルのカップリングなどに収録されたリミクス・ヴァージョンを集めたものではなく、本作のために中田ヤスタカがヴォーカル以外のトラックをすべて差し替えた、”最新型のcapsule”がこれ。


アルバム毎にスタイルを変幻自在に変えてきたcapsuleの過去の音源ーーと云っても前作がリリースされたのは今年の2月(!)ーーを、中田ヤスタカにとっての旬のサウンドで再構築。
そう、このアルバムはリミクスというより、リメイクやリ・アレンジないしはリ・コンストラクションと呼ぶべきれっきとしたcapsuleのニュー・アルバム。
残念なのは、ほとんどがここ3作くらいから選曲されていることと、唄モノがすくないこと。
個人的には「東京喫茶」や「music controller」が聴きたかったが、これはいずれ出るであろうシングル・ベストに期待しよう。
でも、また手を加えちゃうのかな。