ようやく入手、そして撤退

abcd2005blog2008-01-06



昨日は一日部屋から出なかったようなので、今日は意識的に外に出てみました。
まずはどうしても早く買っておきたい本があったので、すこし離れたTSUTAへ。
じつは自宅からすぐのところに、さいきん本やらCDやDVDやらゲームに携帯電話まで売っているような店が出来たので、数日前に行ったのだけれど、目当ての書物は在庫切れだった。



探していたのは、新潮文庫の『マイブック』。
[rakuten:book:12521456:detail]
ご存じの方も多いと思うが、これは中に日付しか書いていない手帖というか日記帳のようなものなので、作者名がない。*1
作者名がないということは、文庫本のコーナーで探すのが非常に困難なのだ。とくに、このとき行った店は出版社毎ではなく、作者名順に棚が構成されている。とにかく「あ」から順に、虱潰しに探していくしかないのだ。(とはいえ、新潮社も社内で分類しなければいけないせいか、この『マイブック』は「ん」扱いになっているのだが)

発売直後は他の新潮文庫の新刊と共に並べられていたり、気の利いた店では手帳と一緒に並べてあったりするのだけれど、先日の店では見つからず、店員に在庫を調べてもらい結局品切れだということであきらめて帰った。
余談だが、そのときに同じように毎年使っている角川文庫の『memo』を検索してもらったのだが、どうやら2008年度版は発売されていないようだった。(やはり愛好者もいたようで、いくつかのブログでもこの話題を読んだ)

結論を急ぐと、今日行ったTSUTAYAにはあった。
ここは出版社別に分かれていたので、新潮文庫の棚をまず「ん」から見て、なかったので「あ」から探し、新刊コーナーや平積みへと探していった。すると1冊だけ展示用の什器(?)に載せられており買うことが出来た。
ただ帯もなかったし、折角さいきん作ったT-POINTカードの提示も促されず、やや釈然としない思いが残った。
もともとぼくはTSUTAYAが好きではないので、今回のように必要に迫られなければ足を踏み入れないのだが、やはりかつてのイメージ通りだった。


*1:巻末の「本書の使い方」によると、著者名の欄には自分の名前を書き込むようとなっている